恋人にフラれた失意の中、街を彷徨っていた大学生の上代耕太は、どうみても中学生くらいにしか見えない23歳の女性・桃原こよみに拾われる。
ひょんなことから耕太は、こよみが日本政府の誇る超法規的特殊治安部隊、通称“勇者戦隊ヴレイファイヴ”のひとり、“ヴレイピンク”だと知ってしまう。
国家機密を知ってしまったことで、耕太は自分の身について覚悟したが、こよみの上司である“高田司令”の判断は意外なものだった。
それは「こよみが責任をもって耕太を監視する」こと。
なにも取り柄のない大学生の耕太と、戦隊ヒロインこよみの奇妙な同棲生活がはじまるのであった。

この度は栄えある第一回キネティックノベル大賞の佳作にお選びいただき、誠にありがとうございます。ご連絡をいただいた時、鍵っ子の私は感無量すぎて狂気乱舞いたしました！
あらためて「戦隊ヒロインのこよみさん」をお選びいただきました株式会社ビジュアルアーツ様はじめ関係者の皆様、そして、応援、お読みいただいた全ての皆様、本当に、ありがとうございました！